アマゾン、ドローン配送を開始! 数カ月以内に商用化サービスに展開へ。

アマゾン、ドローン配送を開始! 数カ月以内に商用化サービスに展開へ。

米アマゾン・ドット・コムは5日、ドローン(小型無人機)を使った配送を数カ月以内に始めると発表した。歯磨き粉など日用品の試験配送を始める見通しであり、注文から30分以内に発注者の自宅の庭などにドローンが商品を届ける想定をしている。ネット小売りの大きな課題である物流のラストマンワイルの「迅速な配送」に対し、アマゾンは「空」をも駆使する動き。物流の常識を大きく変える可能性がある。

 

米ネバダ州ラスベガスで開催中のAIやロボティクスがテーマのイベント「re:MARS」で、米Amazon・ワールドワイド・コンシューマ担当 CEOのジェフ・ウィルケ氏が講演を行い、初めてお披露目された。

 

出典:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1906/06/news058.html

 

ドローンはヘリコプターと円筒型の翼を持つ飛行機を組みあわせたようなデザインで、上下や水平に移動できる。本体から放射状に延びた軸についた6つのプロペラの周囲を円筒型の翼が覆い、翼の役割はもちろんドローンの保護にも一役買っている。また、AIアルゴリズムを駆使し鳥やヘリコプター、電線などを避ける機能も搭載。周囲に人がいる場合は着陸しない。倉庫から7.5マイル(約12キロメートル)以内の顧客に30分以内で配送するというモデルであり、重さ最大5ポンド(約2キログラム)の荷物に対し対応可能とのことだ。

 

 

配送場所は登録した自宅などの住所だが、実際に着陸する場所には二次元バーコードを使ったマーカーを置き、それを目印に着陸する。もちろんすべての操作が自動であり、人員というリソースを使わない迅速な配送だ。米国は宅配事業者のサービス効率が悪いことで知られているが、配送のスピードUPや人員工数削減に大きく寄与するだろう。

一方、同講演でウィルケ氏は「どこでサービスを提供する」かは明らかにしなかった。「複数の規制当局や政府と協議をしている。安全性を最優先にサービスを進めていく」と述べるにとどまっており、今後サービス展開の構想を立てることが示唆される。交通法規が大きく違うことから、日本が候補地に挙がる可能性は低いという見解があり、その点は残念である。

実際にドローンが荷物を運ぶ風景を直接拝見できるのは先の話となりそうだが、未来の物流に向けた取り組みとして大きなニュースであり、今後の展望に目が離せない。

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