ヤマダ電機、24時間商品が受け取れる「ERYBOX」実証実験開始!物流のラストワンマイル問題解消にも繋がるサービス内容とは?

ヤマダ電機、24時間商品が受け取れる「ERYBOX」実証実験開始!物流のラストワンマイル問題解消にも繋がるサービス内容とは?

株式会社ヤマダ電機は、サイブリッジグループ株式会社(本社:東京都新宿区/代表:水口翼)傘下の ERY JAPAN LLCと協同し、ヤマダ電機の通販サイト「ヤマダウェブコム」で注文した商品の受け取りを、宅配ロッカー「ERYBOX(エリーボックス)」で可能にするサービスの実証実験を開始した。

YAMADAホールセール江東新砂店に設置し、実証実験を行う形だ。

出典:https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/guide_torioki_box.html

店舗外に設置し、店舗がオープンしていない時間帯含め、24時間いつでもユーザーの都合の良い時間帯で商品を受け取りを可能とする。ヤマダ電機のネット通販サイト「ヤマダウェブコム」の商品購入時の荷物の受取先として、宅配ボックスだけでなく街頭店舗に設置されたERYBOXの選択も可能である。

出典:https://erybox.com/beta/201904.html#area

従来のERYBOXの使用方法は以下の通りである。

1.佐川急便の不在票に記載のアドレス/QRコードから再配達Webサイトへアクセスする。

2.再配達先にERYBOXが指定できるため、受け取りたいエリアのERYBOXを選択する。

3.選択したERYBOXに荷物が配達されると同時に、メールで通知が届く。

4.通知と同じタイミングでBOX暗証番号を受け取る。

5.ロッカーに暗証番号を入力して荷物を受け取る。

出典:https://erybox.com/delivery.html

従来のERYBOXでは不在票を受け取った際に、荷物の受け取り方法としてERYBOXが選択できる形だ。利用者としては休日を待たずして荷物を受け取れるメリットがあるものの、配送員にとっては再配達の手間が増える、いわゆる「再配達問題」が生じる。再配達問題は配送員を苦しめる重要な問題であり、詳細は以下の記事を参照いただければ幸いである。

再配達問題を引き起こす宅配荷物の増加と社会的損失について

一方、ヤマダウェブコムで注文した商品の受け取りをERYBOXで行う流れは以下の通り。

1.ヤマダウェブコムで会員登録を行う。

2.ヤマダウェブコムで商品購入時に「おみせde受け取り」対象商品か確認

3.対象商品の場合は配送先として「おみせde受け取り」を選択

4.宅配BOX対象店舗(現在はYAMADAホールセール江東新砂店のみ)を選択

5.「宅配BOXでの受取を希望する」にチェックを入れる

6.注文確定後にオーダー番号と、メールで届くBOXの暗証番号を受け取る

7.ロッカーに暗証番号を入力して荷物を受け取る

出典:https://erybox.com/delivery.html

ヤマダウェブコム で購入した商品を該当のERYBOXに準備するため、再配達が生じない形で商品を受け渡すことが可能である。

ヤマダウェブコムは全国の各店舗を配達拠点とすることで配達の利便性を追求している。

今回の実証実験は、すでに2016年から展開されていた、ネット商品を店舗の店頭で受け取れる「お店 de 受け取り」サービスの「店舗の営業時間内しか受け取れない」というデメリットを解消した形だ。

同社の今後の方針としては、「実証実験の結果を踏まえての判断となるが、駅前などの利便性の高い店舗にも2号機・3号機を設置したい」とのこと。

物流のラストワンマイル問題の解消に向けた重要な実証実験であることは間違いなく、ポジティブな展開となることを期待したい。

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