OKIPPA、オートロック物件で宅配実証実験。物流ラストワンマイルの再配達削減に向け。

OKIPPA、オートロック物件で宅配実証実験。物流ラストワンマイルの再配達削減に向け。

置き配バッグOKIPPAを展開する物流系ITスタートアップのYper株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 内山 智晴、以下「Yper」)は、株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下「DG」)が開催する不動産関連スタートアップを対象としたグローバルな育成プログラム「Open Network Lab Resi-Tech」を通じ、大手不動産・建設、ライフライン企業7社と82日(金)よりオートロックマンション向けOKIPPAの共同実証事業を開始する。


物流のラストワンマイルの再配達問題を削減する方法として、宅配ボックスやコンビニ受取りといった簡易の受取りインフラが注目を集める。しかしながら、宅配ボックスは再配達になってしまう可能性(宅配ボックスに荷物が入りきれない時など)、コンビニ受取は受取場所が限られるという欠点も見えるなか、新たな一手として置き配が注目される。本サイトでも詳細に取り上げている記事があり、以下のリンクでその全容を確認していただきたい。

「置き配」が再配達問題を救う?置き配の基本をおさらい

今回の実証実験では、エントランスにスマートロックを搭載することで既築マンションでも、建物のセキュリティを低下させず、配送員が建物内に入館して、指定の場所に荷物を配送することが可能になる。将来的には、宅配物だけでなく、買い物代行や家事代行など様々なサービスを物件に追加することを可能とし、物件の価値上昇に繋がるサービスになることを目指しているとのこと。

出典:https://www.okippa.life/

OKIPPAは、置き配バッグ(簡易宅配ボックス)とアプリで置き配サービスを提供する。置き配バッグは、通常の置き配(宅配物を玄関前にダンボールのまま置く方法)と堅牢な宅配ボックスの中間に位置し、スペースのない場所にも手軽に宅配ボックス環境を提供できる製品である。玄関口に固定する専用ロックと内鍵(ダイヤル式南京錠)が付属しており、通常の置き配と比較し、盗難や個人情報漏洩のリスクを大幅に低減できる。収納時は手のひらサイズまで折りたたみ可能で、設置工事は発生せず、女性でも簡単に取り付けが可能とのこと。また専用アプリと併用することで、荷物の預入が確認できたり、万が一再配達になった場合も、再配達依頼をアプリから簡単に完了することができる。

また、今回の実証実験では、エントランス専用のIoT製品「NinjaEntrance」(マンションのオートロックを管理するIoT製品)も併用し、置き配の懸念点の一つであるセキュリティ面の強化を図る。セキュリティにも配慮が行き届くことができれば、置き配が身近なものになる日も近いかもしれない。

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